「ライオンと魔女」

映画を観る前にと読んだ、C.S.ルイス「ナルニア国物語・ライオンと魔女」。昔から読み継がれている人気の良質ファンタジーって、やっぱり良いなぁと改めて思いましたね。子供向けの語りではあるけれど、だからこそ分かりやすくて、ベインズの挿画と相まって情景が鮮やかに思い描けるんですよ。映画を観るのが楽しみです。

物語の長さも、映画にはちょうど良いくらいなんじゃないかな。逆に今まで映画化されなかったのが不思議というか…。そういう話は出ていたのかも知れないけど。作者のルイスは熱心なキリスト教の信者で、物語にもそうした教えが含まれていると解説されていますが、あまり深読みせず純粋に物語を楽しむのが、逆に正しいような気がします。

この本を出版している「岩波少年文庫」シリーズの幾つかは、小学生や中学生の頃に読んでいて、懐かしいです。ああ、まだあるんだーって感じ(笑)(^_^ゞ 「岩波少年文庫」シリーズの全作品、いつか読破したいなぁ。って、少年少女だった頃にこのシリーズを読んだ人達は、みんな思うんじゃないかな(^_^)

本はいつでも読めるけど、読むべき時期ってあると思うんですね。同じ本でも、読む時期で受け取り方は大きく変わってきますし。今更ながら、学生の頃もっと本を読んでおけば良かったと思います。この「ナルニア国物語」のシリーズも、沢山の子供達に読んで欲しいなぁ。文章や挿画から不思議の世界を構築する、衣装ダンスや家中のドアにワクワクする、想像力の楽しさを手に入れて欲しいなぁ。

ライオンと魔女 ナルニア国ものがたり(1)


映画「ナルニア国物語」のオフィシャルサイトはこちら

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雑誌「papyrusパピルス」

papyrusパピルス・創刊号幻冬舎

書店で見かけて、創刊号という事で思わず買ってしまった「papyrus」。表紙が中山美穂だったんで女性誌かなと思ったら実は文芸誌で、それも買ったポイント。表紙にある寄稿者名を見て、どんなのか見てみようかなと…。「中山美穂、福井晴敏、中谷美紀、中田英寿、安野モヨコ、中村勘太郎、あさのあつこ、乙一、川上弘美、大崎善生、豊島ミホ、伊坂幸太郎、村上龍、リリー・フランキー、乙武洋匡、根本きこ」…ね、これって何の雑誌だぁ〜?って感じでしょ。いあ、ぱっと表紙見ただけじゃ、絶対文芸誌って分かりませんてば(・・) それも狙いなのか?

寄稿されてる物語やエッセイはどれも楽しめました。きぃちょんのお気に入りはAnotherWorldコラム「ブランケット・ブルームの星型乗車券」とコミック「机上の九龍」の二つの連載。偶数月の28日に発売されるという事で、Vol.2は今月28日に出ます。この「papyrus」、雑誌過多な時代に生き残っていけるのか?…ちょっと楽しみです。ってか、続けて買っていけるのか? >自分の懐っ …て感じです(笑)(^_^;;;

papyrus

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エッセイ「私は猫ストーカー」

「私は猫ストーカー」浅生ハルミン洋泉社

タイトルと表紙イラストに惹かれて衝動買いしちゃいました。いあ、インパクトあるタイトルですよね。著者の状況とか猫偏愛ぶりが、すごーく良く分かる(笑) 常に猫に好かれる人間になりたいと願っているきぃちょん、こーゆー本が欲しかったんです! うーん、ストーカーと公言する著者に学ぼうという、きぃちょんもきぃちょんというか(笑)

で、読んでみると、著者の浅生ハルミンさんは意外とストイックな猫ストーカーでいらっしゃるの(笑) そーかー。きぃちょんのように攻めて攻めて攻めまくるのは猫に嫌われるんだー。やはり恋愛には我慢・忍耐が必要なんだねぇ〜(・・)と(笑) 猫好きにも色々なスタイルがあるものです。

この本を読んだら、絶対に猫ストーカーしてやろう!と思いますよ、きっと(笑) 猫ストーカーをするのは猫そのものを楽しむだけじゃなくて、その町だとか、標的(笑)の猫をめぐる人との触れ合いとか、そんなモノも含まれるのですね。猫の視線まで自分の目を下ろしたら、今まで見えなかったモノが沢山見られそうです。それには、やはり猫を愛する心と、猫妄想を繰り広げるくらいの想像力が必要ですよね(笑)

いつか、きぃちょんも立派な猫ストーカーになって、ハルミンさんに負けない猫とのふれあいを楽しみたいです!

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陰陽師・竜笛ノ巻

「陰陽師・竜笛ノ巻」夢枕獏(文春文庫

陰陽師の文庫シリーズ6巻目です。相変わらず清明と博雅は良いなぁ(*^_^*) この巻では、清明の兄弟子である賀茂保憲も登場します。きぃちょんとしては、もっと道満にも活躍して欲しかったような(笑)

夢枕獏の表現には味があります。あっさりしているようでいて、その奥には蜜のようにまったりとした闇があります。実際には見た事がない平安の様子が、目の前に広がっているような錯覚を覚えます。映画にもなっていますが、私の中の清明・博雅は、野村萬斎・伊藤英明ではありません(笑)

いずれも短編・中編集なので、どれから読んでも差し支えはないのですが、出来れば最初から順番に「陰陽師」「飛天ノ巻」「付喪神ノ巻」「鳳凰ノ巻」「生成り姫」「竜笛ノ巻」と読むと面白いのではないかと思います。

併せて、コミックもオススメしておきます(^_^)
岡野玲子「陰陽師・1〜11(以下続刊)」
 (白泉社 Jets comics)
岩崎陽子「王都妖奇譚・全12巻」
 (秋田書店 Princess comics)

(同掲:So-netミニホーム「今日読んだ本を報告するクラブ」)

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「エラリー・クイーン Perfect Guide」

昨日、ちょっと軽〜く寄り道…のつもりで入った書店で、目に入ってしまったです。

「エラリー・クイーン Perfect Guide」 ぶんか社

表紙には『本格ミステリーの頂点に立つ巨匠(マエストロ)/その著書・映像・漫画を完全網羅!!』と書いてあります。「きぃちょんの部屋」をお訪ねくださる皆さんなら、きぃちょんは即レジ直行したんだろうなと想像された筈。That's right!(笑) きぃちょんは皆さんの期待を裏切りません(爆)(^_^ゞ

くはぁ(;_;) これ、凄く良いかも。軽く表面をなぞる感じではあるけど、評論的ブックレビューやミニコラム、様々なクィーン情報、クィーンを語る作家陣の熱…。やっぱりエラリー・クィーンのファンって大勢いるのね(;_;) きぃちょんのハートは滅茶苦茶くすぐられてしまったのでした(笑)(^_^)

ミステリファンの方、エラリー・クィーンに興味のある方、読書好きの方、なんだそれ?な方、皆さんにオススメします。このガイドブックを港に、ぜひクィーンの世界の大海原へ船出してくださいね! …あ、でも溺れないように注意してください。この海では、きぃちょんのようなセイレーンが大勢待ち構えていますから(笑)(^m^)

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「猫辞苑」

『現代「猫語」の基礎知識−猫辞苑』
   画と文:えびなみつる 祥伝社

かなり迷って一時は購入を断念したものの、やっぱり買ってしまいました「猫辞苑」。だって、絵を描いているのは「星を見に行く」のえびなみつるさんなんですよ。しかも猫ですよ、猫!(笑) この魔力には逆らえませんでした〜(^_^ゞ

猫糞(ねこばば)って漢字と由来を知りました。「猫の貰いがけ、嫁の取りがけ」という言葉があるのを初めて知りました。嫁に行くなら猫を飼っている家にしようと思いました。くすっと笑える挿絵やコメントもさることながら、なかなか為になる内容なのです。

猫好きの人にも、そうでない人にも、一度は手に取って欲しい1冊です(^_^)

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青い月の物語

昨日の満月をご覧になりましたか?
冴々と銀色に輝いて、とても美しい月でした。

常々思っているのですが、月はまるで鏡ですね。しかも見る人の想いを何倍にもして返すのです。金の光、銀の光、蒼い光、紅い光、白い光…。昨晩は私にとって銀色の穏やかな月でしたが、あなたはどんな月明かりに照らされていたのでしょう。

   「月が持つもの」

  金細工の籠に眠る金糸雀の雛
  身の無い事を知らずに泳ぐ銀箔の魚
  赤い珊瑚で出来た曼珠沙華の根
  止まる所を捜して舞う瑠璃翅の蝶
  決して溶けない白い大理石の貴方
  月が持っているものは
  見上げる私を映し出す遊色の鏡

本店「きぃちょんの部屋」であぶれていた詩ですが、蔵代わりって事でここに掲載(^_^ゞ きぃちょんは詩を書いたりしています。興味のある方は「きぃちょんの部屋」を是非ご覧ください。と、ちゃっかり宣伝(笑)

月に関する書籍といえば、有名なもの人気のあるもの沢山ありますが、今回はこの本をご紹介します。

「青い月の物語」画/小浦昇 詩/青居心 ダイヤモンド社

月の青い光が織り成す幻想、切なさ、静けさ。月の光を青く感じる時ってこうだよね、と素直に心に染みてきます。書店で一目惚れして即買いした本です。他にも「赤い月の物語」が発行されていて、併せてオススメです。

本や漫画、絵画、音楽、映画もそうだけど、やはり一番心くすぐられるのは自然に対してなのですよね。すべての芸術の出発点というか、原点でもありますしね(^_^)

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スーパーとポテト

と言ってピンときた方は、是非マイリストに登録を(笑)
これはスーパーにおけるジャガイモ売上げとその相関という意味ではなく、ある小説の主人公たちのあだ名なのです。

「仮題・中学殺人事件」
「盗作・高校殺人事件」
「改訂・受験殺人事件」

いずれも東京創元社・創元推理文庫から出版された辻真先さんの本です。辻真先さんは脚本家として数多くの有名なアニメも手掛けていらっしゃるので、漫画好きアニメ好きにも名前を知られている方です。

さて、上記の3冊。始めは朝日ソノラマ・ソノラマ文庫から出版されたシリーズで、その後、創元推理文庫で復活したものです。作中作あり、入り乱れるロジック。犯人は? 被害者は? 探偵? 読者? 作者? …と、エラリィ・クイーンに開眼したばかりだった私にとって、とても刺激的な作品たちだったのですが、その後、大幅に蔵書整理した際に手放したんです。しばらく経ってからかなり後悔しました。ああ、また読みたいなぁと思っていた時、この3冊を書店で見て…もぅ、即レジ直行ですよ(笑)

ページをめくると、にきび痕がじゃがいもみたいで冴えない外見の割に知性が光るポテトにドキッとしたり、美人でスタイルも良くて何でも出来ちゃうスーパーに憧れたり、ちょっと抜けてるけど憎めない克郎兄さんにツッコミ入れたり…。初めて読んだ頃の気持ちに戻りました。

東京創元社様へ
3冊だけと言わず、是非ともスーパーとポテトのシリーズは全部発行してください。お願いします(マジで!)
NHK様へ
スーパーとポテトが出演(?)したあの番組、再放送していただけないでしょうか。お願いします(ほんと!)

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